銀行系

総量規制対象外のカードローンにも変化が訪れている

08/25/2019

貸金業法で定められた総量規制は、貸金業法に基づいた融資を実施する消費者金融と信販会社にとって、年収の1/3以内に貸付総額を限定する厳しい規制です。総量規制対象外のカードローンとして知られる銀行カードローンや信用金庫カードローンは、法律上の規定では総量規制が存在しません。

カードローン審査により、返済能力が十分にあれば、年収の1/3を超えても融資を受けることが出来ています。しかし、銀行カードローンによる多重債務者が問題化したことにより、即日融資に対する規制が検討されて、銀行カードローンにも自主規制の流れが出始めています。

総量規制は、法律に基づき規定されたものですから、現段階では銀行や信用金庫のカードローンは総量規制対象外であることに変わりはありません。法律により総量規制が導入されてしまうことを危惧して、地方銀行の一部や3大メガバンクは総量規制を自主的に行おうという動きが出てきています。

総量規制対象外のカードローンが、自主的に総量規制を行うわけですから、明確に年収の1/3とするわけではなく、銀行により年収の1/2であったり1/3であったりと判断は様々です。自主規制により貸しすぎに歯止めがかかれば、法規制までは避けられるという思惑が働いています。